相談窓口で受け付けていること
 

ADHDそのものよりも弊害がより怖い

ADHDは先天的な脳機能の障害です。

残念ながら本人の努力によって回復する事はありません。

あくまで特性を理解して、自分なりに工夫して社会に適応していくしかないのです。

辛い部分が多々ありますが、最近では発達障害への研究が進み、色々な書籍や情報が広がって来ました。

まだ充分ではありませんが、世間での理解も進んできておりひと昔前よりはADHDの人々にとって暮らしやすい時代になっています。

しかし「時間の管理が下手」や「思考が長く動作に至るまでが長い」や「ケアレスミスが頻発する」や「忘れ物や落とし物が少なくない」等の特性は、やはり社会生活を営む上でハンディキャップになりがちです。

心無い人が発達障害特有の、それらの性質をあげつらう事も実際には多く、職場や学校でいじめの対象になります。

ADHDの問題というよりも、その弊害とも言える虐め行為でうつ病などになる人々が実は多く、精神的なケアが求められます。

発達障害に理解があるメンタルクリニックを知っておいた方が良いでしょう。